-幸先詣-
授与期間)12月1日~31日
帳面にお書入れします
※台紙タイプをご希望の方は窓口にてお伝えください。
初穂料)800円
12月(師走)になりました。訪れていた秋が少しずつ澄んだ空気に変わり、だんだんと冬が近づいていることを肌で感じるようになりました。紅葉を楽しめるのもあと少しでしょうか。
さて12月季節の限定御朱印は、幸先詣と唐草模様を組み合わせて彫ってみました。
まず「唐草模様」は、古代エジプトやギリシャなどの地中海地方に起源を持ち、シルクロードを通じて中国や日本に伝わりました。。
唐草模様を選んだ理由としては、四方八方に絶えず伸びていく様子から、生命力や成長・繁栄を、蔓が切れない「=途切れない」ことから、健康や長寿を、日本で特に使われてきた唐草模様の風呂敷は、財産や大切な物を包む日常品として親しまれてきたため、「家を守る」「財産を守る」ことを願って彫らせていただきました。
幸先詣(さいさきもうで)とは、年末に新年の初詣を前倒しで行うことを指し、この言葉は近年生まれた新しい概念で、特に新型コロナウイルスの感染拡大以降、密を避けるために注目されるようになりました。
懐かしい、ともすると、なんだっけ?となるような幸先詣。騒動も収まった中、このワードを使い続けることに意味があるかは難しいところですが、【年末に神様に挨拶に行く】参拝はとても素敵なことだと思っています。
幸先詣では今年一年の感謝・報告をして結びとし、
初詣にて新年の抱負を届け来る年の平安を願う。
そんな参拝の形があってもいいのかなと思っています。上手く纏まりませんが、新しい形や考えを享受するのも一つの学びや出会いかもしれません。素敵な年末をお過ごしいただきまして、来る年もまた笑顔でお会いできることを願っております。
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